子どもの“愛着障害” 親子の結びつきによる心の成長を考える (2/4ページ)
子どもが愛着を持つようになる仕組み
子どもは生まれた時はただ不快であれば泣くだけですが、養育者が抱いてミルクを与えたりおむつを替えたり、話しかけたりして世話を繰り返すうち、「養育者は自分を守り快適にしてくれる」と認識し、養育者と見知らぬ他人を区別するようになり、養育者との間に強い結びつき=愛着を持つようになります。
子どもは養育者と引き離されると不安に思い、そのあと再度養育者と引き合わされると、養育者に近づいて目を見て抱き着こうとするなど、養育者を求める行動をとります。
成長していくと、徐々に自立し、自分で知らないものに近づいたり冒険をするようになりますが、養育者が常に見守っていてくれる・傷ついても慰めてくれると思うからこそそういった行動ができます。
愛着障害の症状

■ 同世代の子どもと仲よく遊ぶことができず、警戒心が強く、暴力的になることもあります。
■ 泣いて甘えるようなこともなく、無表情な傾向があります。
■ 大人に対しても警戒心が強かったり、逆にべたべたとまとわりついたりといった不自然な行動を取ります。