一生に一度は乗ってみたい!ロールス・ロイス・ファントムって、どんなクルマ? (2/3ページ)

イキなクルマで

こうして1904年、彼は「10HP」と呼ばれる自動車を完成させました。これまでにないスムーズな走りは評判となり、その噂を聞きつけたロールズはロイスのもとを訪れます。そしてすぐさま独占販売を打診し、契約が結ばれました。これが、今に至るロールス・ロイスの歴史のはじまりです。

■ロールス・ロイスを愛した有名人エリザベスⅡ世

1952年に即位し、以来イギリスの女王として君臨しているエリザベスⅡ世は、ロールス・ロイスのオーナーとしてはもっとも有名でしょう。それまでイギリスの御料車といえばデイムラ―でしたが、彼女はこの伝統を破ってファントムⅣを愛用したのです。

ジョン・レノン

ビートルズのメンバーとして名高いジョン・レノンも、ロールス・ロイスに乗っていました。

納車当初は端正なブラック塗装でしたが、のちにイエローを基調としたサイケデリックなカラーに全塗装されます。彼が米国に移住した際も、愛用されたということです。

デヴィッド・ベッカム

世界的なサッカー選手としてその名をとどろかせたデヴィッド・ベッカムはクルマ好きとしても知られ、かつて自身のコレクションの中にロールス・ロイスを加えていた時期がありました。それはファントムのオープン仕様で、大幅にカスタマイズされていたそうです。

吉田茂

戦後の復興に大きく貢献した吉田茂は、英国流の生活様式を嗜んだ日本人としても有名です。そんな彼が愛用したのが、ロールス・ロイスでした。駐英大使時代に購入した1937年式の25/30HPは日本に持ち帰られ、オーバーホールしながら使い続けられたといいます。

北野武

映画監督、タレント、司会者とマルチに活躍する北野武。それと同時に、複数台のクルマを所有する熱狂的なカーマニアであることは多くの人が知るところです。彼もロールス・ロイスのオーナーとして名を連ねており、ファントムを所有していた時期がありました。

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