抹茶を作って味わう!京都・宇治市「福寿園宇治茶工房」の石臼で抹茶づくりを体験してみた (2/4ページ)
・碾茶(てんちゃ)を石臼へ
先生からのレクチャー後、抹茶の素になる碾茶(てんちゃ)を石臼にのせます。碾茶は日光を遮った茶園で育てた茶葉を揉まずに乾燥させたものです。
・いよいよ石臼を挽いて抹茶づくりへ
碾茶を石臼中央の穴へ入れたら、左回りにまわしながら石臼を挽いていきます。これを15分×2回に分けて行います。
3秒で一回転するようにまわすのがおいしい抹茶をつくるコツなんだとか。まわすのが早いと粒子が粗くなるので、おいしい抹茶にするためにも3秒で一回転のペースを目指すといいでしょう。
・石臼について
石臼はまわすと真ん中の穴から茶葉が落ちてきて、石臼の接触面の細かい凹凸によって茶葉がすり潰されていく構造になっています。
石臼をまわすと鮮やかな緑の粉が全て下から出できます。これが抹茶になります。石臼は重いので10分もするとだんだん腕が痛くなってきますが、なるべくペースを崩さないようにしましょう。