なんでも守るよ。授乳から血液・オートバイまで、風変わりな15の守護聖人 (5/6ページ)

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そして両親を妻と間男であると勘違いし、殺してしまった。呪いが実現してしまったのである。 ユリアヌスと妻は残りの人生を不幸な殺人の償いに費やしたのだ。そのため、彼は「殺人者」の守護聖人なのである。

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imege credit: Wikimedia Commons

・11. 聖リドヴィナ
 聖リドヴィナは、15歳のときにアイススケートをしていて転倒し、怪我から完全に回復することはなかった。敬虔な生涯の後に、その墓は巡礼地となった。列聖の後、彼女は「アイススケーター」の守護聖人である。・12. 悪天候の守護聖人:ピカルディの聖メダルドゥス
 ピカルディの聖メダルドゥスは「悪天候に対する」守護聖人である。まだ幼児であったころ悪天候に出会ったが、鷲がその頭上を舞い、雨から守ったのだ。民間伝承によれば、6月8日、聖メダルドゥスの日の天候は、それがどんなものであれ、40年間続くとされる。・13. 絶望の守護聖人:聖リタ
 リタは修道女になることを望んでいたが、両親に12歳で結婚させられ、夫により地元の2家族の争いに巻き込まれた。その争いは、最終的には夫と二人の息子に死をもたらすこととなった。その人生における失望と困難、挫折のために、聖リタは「望みのないときの」守護聖人とされている。・14. ネズミから守ってくれる守護聖人:聖セルヴァティウス
 聖セルヴァティウスは4世紀のアルメニアの司祭である。脚の傷からの感染症で、384年にオランダのマーストリヒトで死んだ。現在はマーストリヒトの守護聖人であるだけでなく、「足や脚の障害」「リウマチ」そして「ネズミから保護する」守護聖人でもある。・15. 発達が遅い子どもの守護聖人:聖ヴェダスト(聖ヴァースト)
 聖ヴェダストは、「歩くことを学ぶのが遅い子ども」の守護聖人である。

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