【新東方見聞録】仏像を巡るアジアの旅へ (3/3ページ)

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タイ以南、マレー半島から現在のインドネシアに至るまでの地域は、今ではイスラム教徒が大半を占めます。ですがそもそもはヒンズー教文化圏、そして仏教文化圏の地域でした。

7世紀末に建てられたボロブドゥールは、今でもその具体的な用途が分かっていません。仏教の世界観を忠実に表したものではありますが、これは屋根のある建物ではありません。しかも、建立から50年もしないうちに上から土を被され埋められてしまいます。

このあたり、歴史学会でも議論が続いています。火山噴火により埋没してしまったという説もあれば、当初から土を被せる予定だったという説もあります。

現在、ボロブドゥールは東南アジアを代表する仏教遺跡として、国内外から多くの観光客を集めています。

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