IPOとは? 仕組みや買い方、抽選の仕組みを解説 (3/3ページ)
ですから仮条件が提示され、需要申告(希望価格の申告)を行う際には「高値」を付けることが必須です。例えば「2,000-3,000円」といった条件であれば、現在では「3,000円」を付けないとまず入手できないでしょう。
●多くの証券会社に口座を持つ
IPO株は複数の証券会社に割り当てられますので、多くの証券会社に口座があればそれだけ当選するチャンスも増えるということになります。
●当選しやすい証券会社を選ぶ
証券会社によって、IPOの配分方法は異なります。口座の残高等を考慮しない「完全平等抽選」を謳(うた)っている証券会社、抽選に外れた際にポイントが入り、次回以降に有利になる可能性があるような証券会社もありますので、初心者や資金に余裕がない人はそういった証券会社を選ぶというのも一つの手です。
株で利益を出すには「買った値段よりも高い値段で売る」ことです。IPO株の場合には、以下のような点に気を付けてください。
●公募価格で買ってそれより上がったら売る
IPO銘柄は初値で公募価格よりも高値を付けることが多いです。しかし「もっと上がるかも」と欲を出すと失敗する可能性があります。公開された初日に大きく株価が上昇しても、翌日には値を下げるかもしれないのです。確実に利益を取りたいのであれば、公募価格よりも上がったらそこで売却することです。
●確実にもうかるIPO株はない
IT等、特定分野の企業が強いといったセオリーは残念ながらありません。また、公募価格より高値が付く可能性が高くても、その後も上がり続けるという保証はありません。時間が経過すれば公募価格より下がることだってあり得ます。
IPOとは何かについて解説しました。株式投資にはいろいろな考え方がありますが、IPO株でもうけるということに特化するのであれば「公募価格で買って、上がったら売る」のが手堅いでしょう。
(藤野晶@dcp)