北極圏で9人の子供の墓が発見される。1つは中世の幼き王子のもの(ロシア) (1/3ページ)
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非常に珍しい墓が発見されたのは、ロシアの人里離れたタゾフスキー半島を流れる川の土手の高台である。これまで9つの墓が見つかっているが、発掘されたのはまだ2つのみだ。
1年前の調査では、白いブロンズに十字の象嵌があしらえられた埋葬用のガウンを着た13、14歳と思われる少年が発見された。まだ調査が進んでいない他の墓も子供のものだと推測されている。
その最新の調査となる今年の夏に発掘された墓からは、3~7歳の子供の亡骸が発見された。15世紀後半から16世紀前半のもので、来世での食事であろう鹿肉のローストも添えられていた。
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墓地は質素なものだ。「金持ちの子供の墓はありません。だからこそ、夏の発見は意外でした」と露チュメニ州立大学のアレクサンドル・トカチェフ博士は話す。新たに発見された幼い”王子”は、上流階級であることを示す装飾入りの頭飾りを身につけていたのである。