誰だよ!? 日暮里で『世界の純潔モデル』がサイン会を開いていたので取材してみた。 (3/6ページ)
そして、国際線の玄関口は何処だ?」「⋯⋯⋯⋯スカイライナーのある日暮里?」
「つまり、そういうことだ」
いや、だったら普通に人通りが多い上野とかでやればいいのに、とかせめて
空港でやったらいいのに⋯⋯と言いかけたのだが、
間違いなく追い出されるであろう彼を想像してやめた。もしかしたら、以前にやっている可能性も否定できないのだから。
「あのう、ところでモデルとしては何かのコレクションに出られたりするんですか?
「いや?」
「えっ??」
「えっ???」
流れる沈黙。
「私は世界のスーパーモデルでありそれ以上でも以下でもない。そのほかには何もいらない」「⋯⋯???」
「だが、ファンサービスは好きだ。私の力の源はファンだ。だからここでやっている」
「⋯⋯⋯⋯はあ⋯⋯」
「⋯⋯⋯⋯え?? じゃあ何かのCMとか雑誌に出たことは?」
「無い!」
「えっ!?」
「えっ!??」
流れる沈黙。
「それじゃモデルも未経験ってことじゃないですか?! っていうかそもそも本当にモデルなんですか?!そもそもファンだって……」
そういうと彼は、ぞんざいな態度で1枚の紙を投げつけてきた。
そこには、「㈱アミティープロモーション 専属モデル」と書いてあった。
「君にはわからないかもしれないが、大事なのは経験ではない。