【第8回】浮気や不倫、二股でもない“オープンな複数恋愛”をする「ポリアモリー」の私について(きのコ) (1/3ページ)
こんにちは、きのコです。
皆さんは「ポリアモリー」という言葉を聞いたことがありますか?
ポリアモリーとは、「恋愛のお付き合いは1対1でするもの」という限定をせず、全員がすべての関係に合意したうえで同時に複数の人とお付き合いする、という恋愛・性愛関係のことをいいます。浮気でも不倫でも二股でもない、「オープンな複数恋愛」とはどのようなものなのでしょうか。
この連載では、複数の人に同時に恋をしてお付き合いしている私・きのコが、ポリアモリー当事者のひとりとして、私なりの恋愛のかたちを綴っていきます。
今回は、私がポリアモリー当事者として参加するイベント「ヒューマンライブラリー」のご紹介をしたいと思います。
ヒューマンライブラリー(リビングライブラリーとも呼ばれる)とは、ひとことで言うなら「人を貸し出す図書館」です。
さまざまなマイノリティをはじめとする人々が「本」になり、一般の「読者」と1対1もしくは1対少人数で、約30分間の対話をする「図書館」というイベントです。現代社会における多様性について考え、社会のなかの差別や偏見を減らすことを目的とした催しであり、「本」と「読者」が対話を通して、互いに理解し合い新たな気づきが生まれる場でもあります。
2000年にデンマークの若者たちが、北欧最大の音楽祭であるロスキレ・フェスティバルで始めたイベントで、現在では、70か国以上で開催されています。
日本でも2017年5月に日本ヒューマンライブラリー学会(Human Library Society of Japan)が設立され、活動が広がっています。