女子キック近未来エース“ふくらはぎ女子”小林が初勝利!KNOCK OUT初の後楽園は大熱狂! (1/3ページ)

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女子キック近未来エース“ふくらはぎ女子”小林が初勝利!KNOCK OUT初の後楽園は大熱狂!

 “神童”那須川天心もホームリングのひとつにしているキックボクシング団体『KNOCK OUT vol.5』が4日、後楽園ホールで開催された。

 KNOCK OUT初進出となった後楽園ホール大会だが、天心や不可思、小笠原瑛作といったレギュラー陣が出場しなかったものの、発売されたチケットは全席完売、1,500人(札止め)の大観衆を集めた。

 試合は、第1試合から大いに盛り上がり、第4試合では能登龍也とタネヨシホが軽量級の試合とは思えぬど迫力な試合を展開。結果は、ドローに終わってしまったが、誰もが続きを見たくなるような試合になった。観戦に訪れていた天心も「ベストバウト」と称賛。小野寺力プロデューサーも「軽量級がここまでの盛り上がりを見せるとは正直思っていなかった。近いうちにフライ級のトーナメントを開催したい」と石井一成など強い軽量級の選手を集めての最強決定戦を行いたいと明らかにした。

 続く第5試合、怪我からの再起戦となる宮元啓介は、KNOCK OUT初出場の野呂裕貴と対戦。「復帰戦に負けたらKNOCK OUTにもう出られないという気持ちから緊張してしまった」という宮元は、2Rまでは押されていたが、3Rに一瞬の隙をついた綺麗な右ハイキックが野呂を捕らえて逆転KO勝利を飾った。内容には、「全く満足していない」と反省していたが、この勝利が12.10両国国技館大会の出場に繋がり、また、初出場となる新日本キックボクシングの江幡塁を迎え撃つことも発表された。天心、瑛作に敗れている宮元のリベンジロードに期待したい。

 この日、一番の盛り上がりを見せたのはセミファイナルの水落洋祐と怪物くんの異名を持つ鈴木博昭の一戦だ。「森井選手や勝次選手、不可思選手の試合に大きな刺激を受けた」という水落は、2R、先に左フックでダウンを奪うも、3R、右ハイキックからのヒザ蹴りの連打を浴びてしまい逆にダウン。右ハイがかなり効いたのかこのラウンドは足がフラフラになりながら何とか持ちこたえた。4Rからそれまでのダメージを感じさせないラッシュを見せ、鈴木も笑顔で殴り返すという大激闘に客席からは「これぞKNOCK OUT」といった声が飛んだ。最終5Rも開始から怒涛のラッシュを見せた水落は右ストレートを炸裂させ鈴木がダウン。

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