女子キック近未来エース“ふくらはぎ女子”小林が初勝利!KNOCK OUT初の後楽園は大熱狂! (3/3ページ)

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学生時代は、バレーボールに励んでいた小林だが、卒業後ボクササイズを始めたことでキックに興味を持ち、先輩にふくらはぎを褒められたことがキッカケで選手になろうと決意したという。ビジュアルも、カッコ可愛い系で、男性ファンだけではなく、女性ファンを獲得出来る可能性を秘めている女子ファイターだ。

 初の本戦では、今年の5月に『ROAD TO』で対戦した“元祖”ビジュアルファイターの田嶋はる(22戦18勝3敗1分け)との決着戦が組まれた。後楽園は初という小林は、「以前、見にきたときは迷子になったんですよ」と笑っていたが、再戦に関しては「前回の試合では自分の甘さが出たので、そこを改善して肘で勝ちたい」と強い気持ちをもって試合に臨んでいた。その言葉通り、小林は1Rからこれまで以上にアグレッシブに攻め続けて、肘、パンチ、ローキックを効果的に田嶋に当てながら、田嶋の反撃にも臆することなく前に出続けた。そして、試合の主導権を最後まで渡さず、小林は判定で価値ある勝利を収めた。KNOCK OUT本戦では初の女子の試合に、観客は男子の試合と同じように一喜一憂していた。今後に関して小野寺プロデューサーは、「他にも女子のあのクラスは良い選手がたくさんいるので、来年は女子の試合も柱のひとつになるでしょう。もちろん愛三選手がその中心になります」と語り、来年以降のKNOCK OUT女子部門の継続と、小林を中心にマッチメイクされることも明らかにした。小林がKNOCK OUT女子部門の若きエースとして引っ張っていくことになりそうだ。

 試合後、小林は“ふくらはぎ女子”について「ふくらはぎにまだ自信がない女の子も、ふくらはぎに自信がある女の子も、一緒に鍛えてふくらはぎ女子を広めていきましょう!」と最高の笑顔でふくらはぎ女子の普及を呼びかけた。スイカをこよなく愛し、美味しいものを食べることが大好きな21歳の“ふくらはぎ女子”小林愛三が、ジョシカクの世界だけではなく、KNOCK OUTのリングにも大きな風を吹かせてくれることを期待したい。

 KNOCK OUTの次回大会は、『KING OF KNOCK OUT 2017』両国国技館大会で12月10日(日)に開催される。記事内の2試合の他に、不可思対金原正徳の好カードが発表されている。

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