天才テリー伊藤対談「大地康雄」(4)大地さんみたいな俳優、いないよね (2/2ページ)
大地 「マルサ──」でやっとまともな役がいただけるようになって、メシが食えるようになりましたからね。だから、伊丹さんという存在がなかったら、私は今、ここにいないです。
テリー 大地さんみたいな役者さん、今の日本になかなかいないですよね。
大地 いえいえ、そんなことないでしょう。
テリー いや、年を取れば取るほど味が出てきて、今回の映画のような大道芸人の役で主役を張れる役者さん、そうはいませんよ。
大地 ありがとうございます。ある調査で、今「自分はダメな人間だ」と思っている若者が日本に83%もいることがわかったんです。韓国は31%、中国は39%、アメリカは52%ですから日本はダントツに多いんです。
テリー うーん、自分に自信が持てないんですね。
大地 親に言われたから、友達もそうだから、と学校に行き卒業して、自分の意思がないまま就職していく。そのため、会社で適応できず、対話力もないため、居場所がなくて悩んでいる若者が自分の周りにもいて、これは未来の深刻な問題だ、と危機感を抱いているんです。そういう若者に、私なりにエールを送りたいと思って「じんじん~其の二~」を作りました。といっても娯楽作品ですから、大いに笑って、楽しんでいただければと思います。
テリー 大地さん、これはいいシリーズになりそうですね。10本、20本と続けてくださいよ。
大地 ハハハ、そのためにも、ぜひ皆さんにご覧いただかないと。呼んでいただければ、日本中どこでも行きますので。
◆テリーからひと言
初対面だったけど、とてもアツくて真面目でユーモアのある人だね。この映画をシリーズ化して、平成の寅さんになってください!