また授賞できなかった村上春樹ファンの聖地に行ってみた|プチ鹿島の余計な下世話 (2/2ページ)
でもこの地に2年間通ううちに「もし村上春樹が受賞したら、このおじさんおばさんたちはどんな表情をするのだろう」と、いつの間にか興味の主役が移ってしまった。
これ、ホントにノーベル文学賞をとっちゃったらどうなるんだろう。だから今年も行ってきた。
誰に頑張れと言っていいかわからないけど、誰かを無性に応援したい感じ。そんな気分を従えつつ、その時を待った。
「カズオ・イシグロ」
去年より、おととしより、耳になじみやすい発音だったが今年もあの名前ではなかった。淡々と片づけをはじめる皆さん。残念さはたしかに漂っていたけど、毎年恒例の近所の祭りが終わったという雰囲気だった。
でも、いつかおじさんおばさんたちの狂喜乱舞する姿も見てみたくなった。うっかり始まる謎の胴上げとか見てみたい。というわけで来年も見に行くつもりです。
文/プチ鹿島