世界屈指のお金持ち国家・ルクセンブルク、行ってみたらこんなところだった (2/4ページ)
- タグ:
-
行ってみたらこんな所
-
ルクセンブルク
-
ベネルクス
高級ブティックのみならず、ファストファッションのショップも人気を集めていて、お金がないと買い物が楽しめないということもありません。ほかのヨーロッパ諸国と比べてもゴミや落書きが少ない街には、とても穏やかな空気が流れています。
・異文化・異民族が共存
ルクセンブルクを旅して気づくのが、ここに暮らす人々の文化的・民族的背景が実に多様であること。ポルトガルなどがら積極的に移民を受け入れたため、ルクセンブルクで暮らす外国人の比率は40パーセントにものぼるといいます。
ヨーロッパ諸国だけでなく、アジアやアフリカなどをバックグラウンドにもつ人々の姿も少なくありませんが、多くの移民やその子孫がこの国にうまく溶け込んでいるのが見受けられます。
なかでも首都のルクセンブルク市はヨーロッパを代表する金融センターだけあって、非常に国際的。街を歩けばしばしば英語で会話している人々を見かけます。それも、英語圏から来た旅行者ではなく、ルクセンブルクに居住または長期滞在している人が、互いの共通語として英語で会話しているようなのです。
人口が少なく、近隣諸国と容易に行き来できる小さな国だからこそ、外国に目を向け、異文化を受け入れるのは必然であったといえるでしょう。
・異なる言語が混在
ルクセンブルクの公用語は、ルクセンブルク語とフランス語とドイツ語の3言語。
ルクセンブルク語はもともとドイツ語の方言を起源とする言語で、ドイツ語に似ていますが、司法や行政の場など公式な場ではフランス語が使われます。