切手とタックスヘイブンで有名なミニ国家・リヒテンシュタインってどんなとこ? (2/3ページ)

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ただしユーロでも支払える場合が多く、短期間旅行するだけなら必ずしもスイス・フランを用意する必要はありません。

公用語はスイスでも使われているドイツ語。ただし日常会話に使われるドイツ語は方言が強く、標準ドイツ語とは異なります。

タックスヘイブン

会社設立が容易でタックスヘイブンとしても知られるリヒテンシュタインには、世界中から企業が集まっています。税金の減免を目的としたペーパーカンパニーも多く、一説には人口よりも企業数のほうが多いといわれることも。

その結果、税率が低いにもかかわらず税収のおよそ40パーセントを法人税が占め、一般の国民には所得税や相続税が課されていません。

・首都はファドゥーツ

リヒテンシュタインの首都は、スイスとの国境の目と鼻の先にあるファドゥーツ。人口はおよそ5500人で、れっきとした独立国家の首都とはいえ、雰囲気としてはあたかもスイスの一地方都市であるかのようです。

ファドゥーツのシンボルが、町を見下ろす高台にそびえるファドゥーツ城。約700年の歴史をもつファドゥーツ城は、1712年にリヒテンシュタイン公爵家が取得。1938年以降は公爵家の居城となっています。

リヒテンシュタイン城と混同されることが多いですが、リヒテンシュタイン城はドイツにあり、リヒテンシュタインにはありません。

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