松山英樹と石川遼が抱える「明」と「暗」

まいじつ

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ゴルフの石川遼と松山英樹は今季のツアー成績で明暗を分けたが、ラウンド外ではともに“暗”のようである。

アメリカPGAツアー1部からの落選が決まった石川は、来季について「日本のトーナメントにも出場したい」と語っていた。しかし、日本をホームグラウンドにするつもりはない。PGAツアーへの未練も口にしていたが、1部復帰は並大抵のことではないようだ。

「出場可能なアメリカのツアーは限られていますが、大きな大会に出るとすれば予選を勝ち上がらなければなりません。予選、本大会を戦うためには相当な体力が必要とされます。小さな大会でこつこつと実績を積み上げていくとしても、2部ツアーのホテルやクラブハウスの施設はお世辞にも充実してるとは言えないところばかり。地方都市での開催も多いので、移動だけでも体力を消耗してしまいます」(専門誌記者)

成績好調の松山にも来季の不安要素が…

今季成績不振だった石川に対し、アメリカで賞金王争いを繰り広げた松山英樹は、米メディアで大きく取り上げられた。だが、なぜか松山の反応は微妙だった。米メディアは松山の「すでに結婚していた」という告白に対し、こんな質問をぶつけていた。

「これだけ有名な選手なのに、なぜ、最後まで結婚していたことを隠し通せたのか?」

最初のうちは冷静に「もっと後で結婚してもよかったんだけど」と返していたが、連日続く同じ質問に嫌気が差したようだ。

「松山はどこに行っても、もはや“スター”扱い。米メディアの執拗な取材は日本の比ではありません」(同・記者)

PGAツアーの公式サイトは早くも来季の総合優勝者予想を発表し、松山は4番手に予想された。ツアー優勝をして当たり前という実力で評価されている松山は来季、さらに米メディアから取材攻勢を受けることになるだろう。それがプレーの精神面に影響するようであれば、松山の“暗”になってしまう。

石川も松山も、来季は今季以上に苦労しそうだ。

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