デンマーク人の幸福の秘密、「ヒュッゲ」。居心地のいいライフスタイルはどう生まれるのか?(後編) (1/4ページ)
デンマークといえば、世界でもトップクラスに幸福度の高い国。
「ミニマリスト」であるデンマーク人たちは、自分の居場所を大切にし、隣人や友人と素で付き合える人間関係を大切にしています。
そんなデンマーク人のシンプルな暮らしを紹介した『世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』(大和書房刊)の著者で、北欧流ワークライフデザイナーとして知られる芳子ビューエルさんへのインタビュー。
前編ではデンマーク人が大切にしている幸せの証「ヒュッゲ」について聞きましたが、後編では、より具体的に、働き方や社会保障について聞いていきます。
きっとデンマークに住んでみたくなるはずです。
(取材・文/金井元貴)

ビューエル:デンマーク人の働き方は、日本人と比べて、朝が早くて夜も早いんです。朝7時くらいから働き始めて、16時頃には業務を終えます。冬は帰る時間くらいが日の入りになるのですが、夏はかなり遅くまで日が昇っているので、明るい間にいろいろなことを楽しめますね。
これは日本でもできると思います。帰ってからの時間がたくさんあると、生活に豊かさを感じるでしょうね。
――ビューエルさんはご自身で会社(株式会社アペックス・株式会社アルトの2社)を経営されていますが、デンマーク的な労働環境を取り入れているのですか?ビューエル:もちろんです。インテリアは北欧製のものですし、女性は出産をしても100%復帰できるように整えています。また、社員旅行は社員の家族も一緒に行けるようにしていますね。