サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ベストアプローチの末脚が穴」 (2/2ページ)
見た目にも馬体に余裕があり、重め残りの状態だったのが主たる敗因だった。
しかし、一度使われたことで、この中間は大幅な良化ぶりを見せている。稽古の動きも前走時とは雲泥の差。軽快かつ、リズミカルで、1週前の追い切りも実によかった。
「馬体が締まって、かなりいい雰囲気。勝ち味に遅いが、心肺機能が高く、長距離は間違いなくいい」
状態がよくなったことで、藤原英調教師はじめ、厩舎スタッフはこう期待感をあらわにしている。
父ニューアプローチは、英ダービー馬。母の父エフィシオは成績からマイラーと見られているが、7歳まで走ったタフガイ。そして祖母の父シルヴァーホークはスタミナ豊富なステイヤーとして知られる。血統的背景からも3000メートルはドンと来いというクチだ。
また、勝負師・岩田騎手とのコンビも魅力。道悪もうまそうで、穴党としてイチオシしたい馬である。
逆転候補は、クリンチャーだ。当欄ではダービー(13着)でも推奨したが、マイペースの競馬ができずに完敗。秋初戦となったセントライト記念は、体重が前走比18キロ増と重め残りで9着。これで評価が下がったが、軽く見るのは禁物だ。血統から長丁場は歓迎。巻き返し必至と見たい。
穴中の穴に、スティッフェリオをオススメしたい。秋になって、たくましく成長。セントライト記念(4着)も見せ場たっぷりの好内容だった。こちらは抽選待ち(7分の1)だが、血統的には文句なしのステイヤー。運よく出走枠に入れれば、“一発”があっていい。