日本代表・堀江、カメラと新戦術の試み。2019年後は「きついでしょう」? (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 ラグビー日本代表は10月19日、同月下旬から約5週間あるツアーのメンバーを発表した。主将はリーチ マイケルとなった。2016年および17年6月のツアーで立川理道とともに主将を務めた堀江翔太は、「若い人が中心に動いた方がいい」と後輩たちのリーダーシップに期待する。

「あまり出しゃばったりはしないでおこうと思う。そうしなくてもしっかりしたリーダーがたくさんいるので、心配せずに、一緒にチームを作れたら」

 チームはJAPAN XVとして28日の世界選抜戦(福岡のレベルファイブスタジアム)に挑んだ後、日本代表として11月4日にオーストラリア代表戦(神奈川の日産スタジアム)、18日にトンガ代表戦(フランスのスタッド・アーネスト・ワロン)、25日にフランス代表戦(フランスのUアリーナ)を予定する。

 9月中旬からは、定期的にナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)という候補キャンプを実施。メンバー発表直前の候補合宿は17日までの3日間、都内であり(初日は集合のみ)、攻撃の連携やセットプレーのチェックに時間が割かれた。

 今回から採用する攻めの枠組み上、堀江の務めるHOのポジションがより攻防の境界線へ仕掛ける機会が増えそう。堀江本人は、いつもの関西弁でこう実感を語った。

「おもしろいし、いままでどこにもやっていないようなところが好きな感じです。あとは(自身にパスを出すかどうかを決める)SHの判断次第やと思います。試合、練習で合わせながら、修正をしていかなあかんかな…と」

 今度の合宿時、新たな試みがあった。実戦形式の練習時、HOとSHの選手がカメラ付きのヘッドキャップを着用。堀江もドレッド風のヘアの上を、ヘッドキャップで覆った。

「ボール持ってないところの動き、コミュニケーションをどうとっているのかがわかりやすいんじゃないかなと。SHは、でかすぎて前が見えないことがあったみたいですけど」

 現在は国内トップリーグが開催中とあって、キャンプの直前とキャンプ解散後の週末には公式戦がある。特に10名が代表候補となったパナソニックは、21日に埼玉・熊谷陸上競技場でサントリーとの全勝対決を控えている。

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