んじゃいったいどこにいるのよ?「知的生命体は天体の地下の海に存在している」説を示唆する科学者 (2/3ページ)
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地下の海は表面の水よりもはるかに安定した環境をもたらす。これは平均すると生命が知性を有するほど複雑に進化するまで長い時間を与えてくれる可能性を示している。
隕石の衝突や恒星のフレア、付近で起きた超新星、あるいは天体の軌道や磁気圏の有無まで、こうしたことすべてが問題にならなくなる。
しかしこのようにして生命を守ってくれる環境であっても、同時に世界から隔絶されることにもなる。したがって仮にそうした生命が電波を飛ばし、町に明かりを灯すような科学技術を有していたとしても、我々はごく低い周波数のもの以外そのスペクトルを検出することができない。
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・水の中の地下世界で暮らす彼らは銀河の星にすら気が付いていない?
またスターン氏はもう1つの要素も指摘している。すなわち、そうした環境で暮らす宇宙人が誰かとのコミュニケーションを試みるだろうかという疑問だ。
そもそも暗い地下世界で暮らす彼らが、銀河に無数の星々が存在することに気がつくだろうか。それを見るだけでも頭上に穴を掘って表面に出なければいけないのだ。
そして水生生物の宇宙人にとって宇宙船を開発することは難しいだろう。なぜなら、彼らは生命を維持するために水が必要であるからだ。水は非常に重いのだ。
もちろんスターン氏はこの学説がフェルミのパラドックスの最終的な解答であるとまでは言っていない。あくまでも可能性の1つであるという。
「おそらく答えは一つではないでしょう。私の説は、その議論に別の要素を加えただけです」
会いたいのに会えない理由が地下深くに住む水属性の地底人という新解釈。なかなか面白いSF作品が生まれそうだ。