え?銅閣寺ってあるの!?実は金閣寺と銀閣寺の他に京都に存在する「銅閣寺」 (1/3ページ)

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え?銅閣寺ってあるの!?実は金閣寺と銀閣寺の他に京都に存在する「銅閣寺」

京都の定番観光スポット・金閣寺と銀閣寺

古都・京都の観光名所は数多くありますが、その中でも定番のスポットと言えば「金閣寺」「銀閣寺」。「両方とも修学旅行で行った!」という方も多いのではないでしょうか。

江戸時代以降はまるでセットのように並び称せられているこの2つの建物は、正式名称は金閣寺が「北山殿鹿苑寺(ろくおんじ)」銀閣寺が「東山慈照寺(じしょうじ)」です。場所も近くではなく、北山地区にある金閣寺と東山地区の銀閣寺の距離は7キロ程度と、そこそこ離れています。

金閣寺は、室町幕府の3代将軍・足利義満によって建てられました。この時代は室町幕府の全盛期で、それを表すかのように金閣の2階と3階の内外面には金箔が貼り巡らされ、貴族の邸宅などで知られる寝殿造りが採り入れられるなど、実に豪華な外観をしています。

また外観だけでなく、ここには政治中枢が集約され、御所にも匹敵する規模でした。将軍職から退いた義満の隠栖生活のための邸宅とはいえ、事実上の実権は義満が変わらず持ち続けていたことが分かります。

一方銀閣寺は、文明14(1482)年に、室町幕府の8代将軍・足利義政によって、金閣にならって建立されました。義政の時代は、祖父である義満の時代と比べると、足利幕府の力は弱まっていました。

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