え?銅閣寺ってあるの!?実は金閣寺と銀閣寺の他に京都に存在する「銅閣寺」 (2/3ページ)

Japaaan

応仁の乱の直後で幕府が財政的に苦しかったからとも、また当時流行の東山文化が質素で品のある「わびさび」の文化だったためその影響を受けたとも言われていますが、いずれにせよ銀閣の外壁には銀箔が貼り巡らされることはなく、また平成19(2007)年の調査によって「創建当初から銀箔が貼られていた形跡もない」と判明しています。

金・銀ときたのに・・・銅閣寺はないの…?あった!

さて、ここまで見てきて「金と銀があるのに、銅はないの?」と、不思議に思った方はいらっしゃいませんか?
実は筆者が小学校の授業で金閣・銀閣を勉強した時に、クラスメートの1人も「先生、銅閣寺はないんですか!?」と叫んでいました。

オリンピックのメダルの色も「金・銀・銅」ですし、これは非常に気になる所ですよね?

実は2016年5月20日に、日本テレビのクイズ番組で「金閣・銀閣だけでなく銅閣寺も存在する?」という出題がされたのですが、その答えは「存在しない」でした。ところがその後、Twitterには「銅閣寺も存在する!」という視聴者による反論が書き込まれ、あわやプチ炎上状態になったとのこと。

視聴者が「実際は存在する!」と主張した「銅閣寺」は、京都市東山区の八坂神社の近くにある、大雲院というお寺の「祇園閣」の通称です。

「え?銅閣寺ってあるの!?実は金閣寺と銀閣寺の他に京都に存在する「銅閣寺」」のページです。デイリーニュースオンラインは、銅閣寺お寺カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る