格闘技の選手から流行!外来の水虫菌「トンズランス菌」とは? (1/5ページ)
皆さんは、比較的最近日本に入ってきた外来の水虫菌の一つ「トンズランス菌」をご存知でしょうか?柔道やレスリングなどの格闘技で、選手同士から流行が始まったと言われています。
部活動でも懸念されるので、学生のお子さんをお持ちの親御さんは、感染予防対策など知っておくと良いと思います。
今回は、トンズランス菌について、気になる感染経路・症状・治療法・予防対策について医師に解説していただきました。
トンズランス菌とは
トリコフィトン・トンズランス菌はカビ(真菌)の一種で、手足に住み着く水虫の菌(白癬菌)の仲間です。
「トンスラ」とは、頭頂部が円形に脱毛したフランシスコ・ザビエルのような髪形を指す言葉で、この白癬菌に感染すると毛が抜けてしまうことから名付けられたようです。
このカビは皮膚の表面、角質にあるケラチンというタンパク質をエサにしており、フケ・垢を食べて生きています。
ポルトガル、スペイン、キューバなどを経てアメリカに持ち込まれ、日本では2001年に確認された比較的新しい種類のカビです。