未受診妊婦になってしまう原因は?リスクや支援制度を医師が解説 (5/7ページ)
・赤ちゃんの低体温や呼吸の異常
・難産による分娩中の死産
・出産時に赤ちゃんが床やトイレに堕ちる墜落産
・いきむタイミングが分からず子宮、膣、会陰部が深く傷付く
・赤ちゃんの体が長時間骨盤内に留まることで神経が傷付き、尿や便が漏れるといった後遺症が残る
未受診妊婦は病院側から受け入れ拒否される?
医療関係者ならだれでも、苦しむ妊婦と赤ちゃんを見捨てることはしたくありません。
しかし、未受診だと妊婦や胎児がどのような状態か分からないため、どのような難しい状態でも受け入れられる設備の整った病院でしか受け入れられないことになります。産科ではいつでも帝王切開や出血多量の際の子宮摘出ができる必要があり、小児科ではNICUの空きがある必要があります。
そういった病院は重症患者で満員のことが多く、受け入れ先を探すのは難しく、結果的にたらい回しになっているうちに取り返しのつかない状況になってしまうことがあります。