天龍源一郎「引退後のことを話そう」独占インタビュー (2/4ページ)

日刊大衆

汗をかいた後に、うまいビールを飲むのが好きで(笑)。プロレスは腹いっぱいやりましたし、相撲とプロレスしか知らない両国大学を出た天龍が、バラエティ番組で国立大学を出てる人たちにいじくられるのが、今は最高の快感ですよ(笑)。中には“この野郎、ぶち食らわしてやろうかな”という人がいないわけじゃないけど(苦笑)、いろんな人に会えるのがうれしいんです」

●家族旅行なんて当たり前のことが新鮮  “普通の生活”も楽しんでいる。「現役時代、女房に“あんたは24時間天龍源一郎だから、見ていても接していても疲れる”と言われましたよ。俺は“プロレスで食べてる以上、天龍源一郎という鎧は脱げない”と思ってた。そういう性格なんです。今は、女房が御朱印を集めるのが趣味で、誘ってくれるので一泊、二泊でのんびり旅行にも行きました。目的地に着いたら、女房は勝手に行って、俺は車の中で待ってるだけですけど(笑)。家族旅行なんて、普通の人には当たり前のことでしょうけど、俺にとっちゃ新鮮ですよ」

■ゲームやアニメのような技で限界を超えてしまう  では、自身が去ったプロレス界をどう見ているのか? ここ最近、痛ましい事故が多発しているが……。「お客さんが“もっともっと”と求め、レスラー自身“もっとできる”と勘違いして、ゲームやアニメのようなバーチャルな技に走って、限界を超えてしまうところがありますよね。確かに、バーチャルと現実とのギャップがあると楽しくない。だから、あえて挑戦するんだろうけど。でもね、俺は“危険だ”とヒヤヒヤする技じゃなくても、お客さんが身を乗り出してリングの中を見なければならない技で、スリーカウントを奪うこともできるよと言いたい。もっとリングの中を凝視させるようなプロレスもあるよってね」

●今の大相撲界は不本意  またOBとして、上位陣の欠場が多い相撲界をどう考えているのか?「力士はデカくなりすぎて、自分の体を持て余してますよ。ダンプにバイクのタイヤをつけたって、パンクをするのは当たり前。それと同じことです。昔より圧倒的にヒザや腰のケガが多く、技の攻防がなくて、大型力士が圧倒的な力で勝つのが主流。技の多彩な宇良が注目され、求められるのは、そういうこと。昔はああいう力士がいっぱいいましたよ。だから、今の相撲は俺にとって不本意ですよ。

「天龍源一郎「引退後のことを話そう」独占インタビュー」のページです。デイリーニュースオンラインは、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る