ハイウェイサウザーが誕生、あらゆる現場に柔軟な無人搬送をもたらす (3/5ページ)

バリュープレス




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無人搬送は現場での導入規模や運用形態によって、必要とされるシステムの規模が異なります。ハイウェイ方式のスタンドアロン運用では操作者はサウザーに搭載した操作端末で行き先を指定することが出来る構成であり、非常にコンパクトな導入形態を実現します。また、IoTを活用すると、現場に設置した端末からすべてのサウザーの状態を把握し、操作者の居るところまでサウザー呼び出すことなどが出来るようになります。さらに、同様の仕組みによって外部のシステムからクラウド上でハイウェイ方式に運行指示を出すことで、作業計画に基づいたサウザーの最適配車や、WMS連携によりサウザーを現場システムに組み込んで運行することが出来ます。このためサウザーの台数と運用形態は現場にピッタリな規模を選択できて、後からスケールを調整することも可能です。

 ハイウェイ方式では、合流地点でもサウザー同士が衝突することは無いため、経路管理システムなどを導入する必要がありません。現場にラインとバーコードマーカを設置すれば、すぐに運用を始められる簡単さ、現場作業者への分かり易さがハイウェイ方式の大きな利点です。IoT対応によってネットワーク化を導入する際にも、ハイウェイ方式がスタンドアロンで運行できる仕組みに基づいているため、現場にどのようなルートを設置したかシステムへ入力する事前準備が必要なく、共通化されたクラウドサーバで処理ができるため導入が迅速です。つまり、ハイウェイ方式は現場ごとにシステム的なカスタマイズをする必要がありません。
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