浜辺に打ち上げられた謎の難破船。その正体は幽霊船となっていたリュボフィ・オルロヴァ号なのか? (1/5ページ)
[画像を見る]
2016年、米カリフォルニアの浜辺に謎の難破船の残骸が打ち上げられた。この長さを計測した専門家は、これが3年ほど前から行方をくらましていたリュボフィ・オルロヴァ号の全長と一致することに気づいた。
約40年前に建造されたリュボフィ・オルロヴァ号は100人以上の乗客を運んだ船だったが、押収や売却を経たのち、スクラップ直前に無人で漂流を始めた幽霊船だ。
しかもその幽霊船は、共食いをして生き延びる数百匹のラットに占拠されているともいわれていた。
この難破船がラットと海をさまよっていた不運なリュボフィ・オルロヴァ号なのだろうか?
突然浮上した難破船とミステリアスな幽霊船を巡る一連の調査は、アメリカの科学番組のドキュメンタリーとなって話題となった。
[動画を見る]
Could These Be The Remains Of A Mysterious Russian Ghost Ship?・解体寸前だったリュボフィ・オルロヴァ号
リュボフィ・オルロヴァ号は1976年に当時のソ連(のちロシア)の海運会社用に建造された4250tもの大きな船で、クルーズ船として活躍した。