“難治性”の場合は要注意! 冬の“かゆみ”を抑える方法と落とし穴 (3/3ページ)
がん患者が、摘出を行った後にかゆみが治まったとの例もあるのです」(専門医)
いずれにせよ、「難治性のかゆみ」と診断された場合は、内臓悪性腫瘍のチェックも必要ということを頭に入れておこう。
その一方で、肌の乾燥によるかゆみを防ぐためには、どのような対策が必要なのか。皮膚科・アレルギー科などの専門家の意見を元に、以下の6つにまとめてみた。
(1)暖房器具は必要最低限で使用…エアコンや電気カーペットなどの暖房器具で室内を温めすぎない。空気が乾燥し、肌も刺激を受けやすいため、使用する際は加湿器や濡れタオルなどを部屋に干し、湿度を50%程度に保つ。
(2)入浴の際の湯船は39℃前後…熱い湯での長時間の入浴は、体内の水分を奪うことになる。39℃程度の湯に20分程度浸かること。
(3)肌の擦りすぎは厳禁…タオルなどでの擦りすぎは注意。脂が取れて乾燥肌になりやすい。石鹸も不要なくらいで、顔や首、脇の下、陰部、足裏などの汚れやすい部分のみ軽く洗えば十分。
(4)保湿クリームを塗る…入浴後、特に手足にクリーム等を塗り保湿する。
(5)下着、寝間着類は綿製品を使用…吸湿性が優れる綿製品の下着、寝間着がお勧め。ゴムがきついものも避ける。
(6)ビタミンの補給…特にA、B、Eを摂取する。さらに夜は十分に睡眠をとることで、皮膚の再生を促すホルモンが分泌される。
ともあれ、季節にかかわらず、かゆみがひどい場合は、その原因に注意だ。