指定席を取れなかった人、必読!「帰省ラッシュの新幹線」で座る技術 (2/2ページ)

アサジョ

 *同様の理由で、東海道新幹線なら名古屋、東北新幹線なら宇都宮、福島あたりも、意外と降りる人が多いので、どうせ立つなら居心地がいいからといってデッキに駐留せず、積極的に席が空くのを狙いたい。

●指定席しかない列車の場合

 東北新幹線で最速の「はやぶさ」は全車指定。東京、上野あたりから乗ろうとすると満席で絶望することになる。しかし、諦めるのはまだ早い。座る方法はまだ2つある。

 北陸新幹線の「かがやき」も同様だが、全車指定の新幹線は満席になった時点で「立席特急券」が発売される。その名の通り、座席はないが乗車は出来るというもの。そして、いざ乗ってみると、実際にはポツポツと空席があったりする。東京~盛岡まで行く場合は、立席特急券で車内に入り、大宮まで待つ。大宮を出ると、次は仙台まで停まらないので、この時点で空いていれば…もちろん、仙台から指定席を買っている人が乗ってくる可能性が高いので、駅に着く前に席からは立ち去るのがマナー。

 自由席のある「やまびこ」との乗り継ぎをする手段も。きっぷを自動券売機で買うときに「東京~盛岡」で調べたり、みどりの窓口で頼むと、全区間空席があるかないかで判断されるため、仙台からは空いていても「満席」ということになる。なので、窓口で詳細な状況を調べてもらい、空席があれば購入。そこに乗り継げる「やまびこ」で、仙台まで自由席で行くことができる。少し時間がかかってしまうが、例えば家族連れなら仙台で一時下車した際に「牛タン」を食べて、再度、盛岡を目指すというプランも立てられる。

 以上、鼠入さんの解説でした。自由席狙いなら運賃も圧縮できるので、その分駅弁などで還元もできますし、お得なのかも知れませんよ。

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