誰が?一体何のために、謎めいたルーン文字が記された砥石が発見される(ノルウェー・オスロ) (3/4ページ)

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image credit:Karen Langsholt Holmqvist/NIKU

・砥石でルーン文字を練習しようとしていたのか?
 

 この発見は、中世のノルウェーでルーン文字を書くことが比較的広まっていたという認識につながるといえる。

 しかし、書き手の多くは書くことは知っていても、特に教養があるとはいえない境目にいた人たちなのかもしれない。

 ルーン文字を真似た奇妙なスペルが見つかることは、それほどおかしなことではない。自分が文字を習い始めたとき、どんな風に書いていたかを思い出してもらえばいい。

 この砥石に文字を刻んだ中世の人は、ルーン文字のことは知っているけれど、習いたてでちょっと混乱しているといったレベルだったのかもしれない。・この砥石を公開し情報提供を求めることに
 オデビーとホルムクヴィストは、ノルウェー語でこのルーン文字についてのブログを書いていて、自分たちの解釈と疑問を提示し、一般からの意見を歓迎している。instagramからコメントを書き込むこともできる。

 ということで、このルーン文字が解読できる人、砥石に書かれた意味が分かる人は上記ブログに意見を書き込んでみてはどうだろうか?彼らは学者や作家、アマチュアの人たちの意見を聞くのを楽しみにしているという。
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