【ネタバレなし批評】新作スターウォーズは完成度が高い良作 / しかしスターウォーズとしては最悪の駄作 / スターウォーズ最後のジェダイ (1/3ページ)

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【ネタバレなし批評】新作スターウォーズは完成度が高い良作 / しかしスターウォーズとしては最悪の駄作 / スターウォーズ最後のジェダイ

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ついに公開が開始された「スターウォーズ / 最後のジェダイ」。スターウォーズシリーズとしては8作目にあたり、全9部作のうちのひとつである。しかし今後、全12部作になるのではないかと報じられている。

・人を楽しませるための作品
それにしても素晴らしくデキの良い作品だった。演出やタイミングなど、どれも計算されつくした「人を楽しませるための作品」に仕上がっており、特に「ここぞ!」というシーンに最大値の演出を投入してくる計画的なタイミングは秀逸で、エンタメ作品として素晴らしいデキとなっている。

・ファンの心理を理解していない駄作
しかしながら、スターウォーズの新作という視点でレビューするとなれば、酷い駄作としか言いようがない。過去の「スターウォーズ要素」の上辺だけを使用した作品であり、スターウォーズならではのエモーショナルな雰囲気は皆無。表面、外見、見かけだけの内容であり、二度観たいとは思わない。過去のスターウォーズ1~6部を愛したファンの心理を理解していない駄作である。

・大根役者と言わざるを得ないルークの演技
時折入る茶番、スターウォーズらしからぬギャグ、テンポよく進んでいると思えば唐突に入る「ダラダラとした演出」。そして商売のためにムリヤリ登場させたとしか思えない動物(これは客を馬鹿にしているとしか思えなかった)。

なかでもルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の魅力を引き出せてない点が最悪で、魅力を引き出すどころか、大根役者と言わざるを得ないルークの演技は失笑モノ。こんな茶番を見せられたら、ルークだけでなく脚本家と演出家もしっかり仕事をしているのか疑問に思う。登場人物全員の存在感が薄すぎるのも酷い。特に主人公に感情移入しにくく、設定とアイコンが動いているようにしか思えない。

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