サルバドール・ダリのワインバイブル『ガラのワイン』が40年ぶりに再販される (2/4ページ)
この本は、極めてダリ的なエキセントリックな喜びに浸り、今日わたしたちが住んでいる騒がしい世の中で、もう少しゆっくり行こうとしきりに促すものになっている。
この本のためにダリが描いた140以上のイラストを通じて、ワインは歴史のいたるところで、人生の重要な場面でたびたび持ち出されるアイテムであることをわたしたちに思い出させてくれる。
ネコのヒゲから人々へ十分なワインが行きわたる
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image credit:Salvador Dali: The Wines of Gala, Taschen
まさにシュルレアリズムの極み「ブドウはいかが?」
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image credit:Salvador Dali: The Wines of Gala, Taschen
・ダリは絵だけを描き、執筆は仲間に任せる
ダリは、『ガラのワイン』の中で文章は書いていない。ダリの元クルーだったマックス・ジェラードと作家のルイス・オリゼットが、本の中の「10の神のダリワイン」と「10のガラワイン」の2つのセクションをそれぞれ執筆している。
最初のセクションは、ラクリマ・クリスティやボルドーなどワインつくりの中心的産地についてで、もうひとつは、軽蔑、官能、不可能など、さまざまな感情や経験によって決める、ワインの新しい分類方法について掘り下げている。