「脱衣要素」もあった昭和の携帯ゲーム『ポケットメイト』 (1/2ページ)
電車内でのスマホ使用率の高さには驚きます。目につく人すべてがスマホを使用している光景もザラです。
確かにスマホをいじっているだけでは何をしているのか傍目には分からないので、気兼ねなくマンガを読めたり、ゲームができますしね。
いい大人が手のひらの中のスマホゲームに夢中になっている光景を見て思い出すのは、トミー(現・タカラトミー)が1975年から1980年代半ばにかけて発売していた携帯ゲームシリーズ『ポケットメイト』です。
およそ120ミリ×70ミリ×20ミリのポケットサイズのプラスチックケースに、あらゆるジャンルの多様なゲームをスタイリッシュにパッケージングした画期的な商品です。
デザインもおシャレだし、本棚に並べたりしてスマートに収納できるので、つい買い集めたくなってしまう玩具でした。
これはギミック仕掛けの迷路を攻略して、仁丹大の小さな金属球をスタートから終点まで運ぶ『スペースアスレチック』。繊細な操作が必要で、ハマるとかなり熱くなります。
こちらは大流行した『インベーダーゲーム』を模した『ポケットインベーダー』。ゼンマイ仕掛けで動くインベーダーの隙間をうまく狙って、金属球をUFOにぶち当てるゲーム。