アルコール入ってるけど、お酒に胃腸や喉の殺菌効果はあるか? (3/4ページ)
するとアルコール度数が高いほどに、胃にダメージが生じることが確認された。典型的なダメージは出血を伴う浸食である。
しかし小腸には同様のダメージは生じなかった。また高度数アルコール(10パーセント以上)によるダメージは回復まで24時間以上を要した。
理論上、十分度数の高いお酒を摂取した場合(あるいは口の中に1分以上含めた場合)、腸内および口内の細菌はかなりの数が死ぬだろう。が、同時に胃壁を痛める可能性も非常に高い。
また、アルコールを定期的に使用すると、小腸に潜む細菌を過剰に増殖させる結果にもつながる。これは下痢、悪心、嘔吐のようなアルコール依存症患者によく見られる消化器系の症状に関連していると考えられてきた。
・結論:理論上殺菌効果はあるが、胃腸を痛める危険性も高い

理論上、十分アルコール度数が高いお酒を、腸や口内の組織にきちんと暴露させれば、殺菌作用を得ることは可能だが、同時にそれで胃腸を痛める可能性も高い。
ということで、喉や腸内の消毒を行うという目的でお酒を常用することはあまりオススメできない。だが、もし怪我なんかをした場合、手元にウォッカがあれば、それはそれで消毒薬代わりにはなるだろう。