自らの体を実験台に遺伝子編集を行う元NASAの生化学者。腕の筋肉の質量を変化させる注射を打つ (2/4ページ)

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・自らの体を実験台に筋肉の質量を変化させる遺伝子を編集
これまで遺伝子編集実験は動物を使って何度も行われている。だが人体での実験には至らなかった。倫理的な問題もあるし、何かが起きてからでは遅いからだ。
ゼイナー氏は自らの体を使って突破口を切り開こうとしている。遺伝子編集ツールは安価で入手可能であり、知識さえあれば誰でも実験ができるということを証明したいのだという。
彼は手始めに、ミオスタチン(筋肉の成長を制御するタンパク質)を使用した。これまでの豊富な研究結果があるからだ。
腕の細胞のDNAは変化はじめているというが、それを検査する試験を開発している最中だという。だが、筋肉の実際のサイズが変化するかどうかについては、幾分懐疑的だそうだ。

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・遺伝子をいじることのリスク
1つの遺伝子の振る舞いを変化させれば、他の遺伝子の制御や発現に対して大きな連鎖的効果が生じる可能性がある。そんなリスクを負ってまでやることなのか?
ゼイナー氏もそのリスクは理解しているという。もし全身のミオスタチンを阻害するようなことをすれば、心臓の筋肉までめちゃくちゃになってしまう。だが、彼がこれまで集めたデータによれば、腕への局所的な注射で生じるリスクはないのだという。