2018年、自衛隊は「こんなに強くなる!」 (4/5ページ)

日刊大衆

ブロック2Aならば、意図的に高高度に打ち上げるロフテッド軌道の弾道ミサイルにも対処できるとされています」(同)

■弾道ミサイルの配備も!?  弾道ミサイル防衛の中核を担い、世界最強の防空能力を誇るイージス艦も、現在の6隻から8隻に増やすことが決定しているが、前出の井上氏は驚きの防衛策を提案する。「究極的には、日本も弾道ミサイルを保有すればよいのですよ。相手側と同じ装備を持つことが抑止力につながります。日本はH2という優秀なロケットを運用していますから、その気になれば弾道ミサイルを配備することが可能です」

 あまり知られていないことだが、北朝鮮と対峙する韓国は、自衛策として弾道ミサイルを保有している。「日本が一足飛びに弾道ミサイルを保有することは難しそうですが、今回、政府が“国産巡航ミサイル”導入に向けた費用を18年度予算に盛り込んだのは、画期的なことだと言えます」(前出の黒鉦氏)

 巡航ミサイルとは、簡単に言えば“爆弾を積んだ航空機”であり、長距離を飛びターゲットを破壊する。高い命中精度を誇るのが特徴で、いわゆる“ピンポイント攻撃”が可能だ。「北朝鮮と米国が開戦した場合、米軍は護衛艦や原潜から大量の巡航ミサイルを発射します。これで一気に、北朝鮮の主要な軍事施設を制圧して戦闘不能に追い込むわけです」(前同)

 自衛隊が導入しようとしているのは、射程500キロと1000キロの2種類の巡航ミサイルで、政府は「弾道ミサイル防衛を担う日米のイージス艦の防衛用」「離島上陸部隊の攻撃用」と説明している。「巡航ミサイルを保有すれば、敵のミサイルや火砲の射程圏外からの攻撃が可能となりますが、最大のメリットは“敵基地先制攻撃”が実現することでしょう。北朝鮮が核弾道ミサイルを日本に向けて発射するという確かな情報を得た場合、発射後にこれをイージスシステム等で迎撃するよりも、敵ミサイル基地を巡航ミサイルで破壊してしまったほうが確実です。この場合の先制攻撃は“防御のための攻撃”なので、専守防衛の範囲内だと考えられますが、議論が分かれるでしょう」(前出の防衛省担当記者)

 巡航ミサイルが搭載されるのは、導入が始まった「F-35A」ステルス戦闘機だ。

「2018年、自衛隊は「こんなに強くなる!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る