西郷どんと維新の策士たちの「オモテ」「ウラ」(1)「龍馬が教科書から消える」は本当か (1/4ページ)
1月7日から放映が始まったNHK大河ドラマ「西郷どん」にちなんで、週刊アサヒ芸能で好評連載中の「真説!日本史傑物伝」でおなじみの河合敦先生と、歴ドルとして活躍中の美甘子が特別対談。坂本龍馬をはじめ西郷隆盛、大久保利通ら幕末・維新の傑物たちについて激論を交わした。
河合 坂本龍馬の衣装、すごく似合いますね。
美甘子 NHKで大河ドラマの「龍馬伝」が始まる1年くらい前に、高知県の観光協会から高知県のPR大使に任命された時にいただいて、イベントなどの時に着ています。
河合 そもそもどうして龍馬好きに?
美甘子 父親が11月15日生まれで、龍馬さんと同じ誕生日ということもあって、もともと龍馬好きだったんです。愛媛県今治市大三島の出身なので家族旅行でよく高知県の龍馬記念館にも行っていました。小学校5年くらいの時に武田鉄矢さん原作で小山ゆうさんのマンガ「お~い!竜馬」がNHKでアニメになって、その放送を見て、ハマッたんです。泣き虫、弱虫と言われていた龍馬さんが大きくなって事を成し遂げていくところが単純にかっこいいなあと。
河合 僕も実は龍馬ファンなんです。武田鉄矢さんの「三年B組金八先生」の第2シーズンの頃にリアルタイムに中学3年生で、金八先生に憧れました。そんな彼が尊敬する龍馬に興味を持ち、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで歴史の教師になりました。
── 昨年の11月に、高校・大学の教員で作るグループ(高大連携歴史教育研究会)が、高校の歴史教科書から龍馬や武田信玄、桶狭間の戦いなどの用語を省略するという提言を出しました。
河合 龍馬の他には楠木正成、上杉謙信、武田信玄、幕末では吉田松陰、高杉晋作、世界史ではクレオパトラ、マリー・アントワネット‥‥。