なぜ作ったし。科学者たちが不気味な赤ちゃんロボットを開発した理由 (1/3ページ)
科学者が開発したという、全身アルミホイルに覆われた赤ちゃん型ロボットがハイハイしながら動いていく。不気味の谷とはまた別の不気味さを漂わせている。
アルミホイルで作った帽子(ティン・ホイル)を被れば政府の洗脳から回避できるとか、宇宙人と交信できるとか、一部陰謀論者には言われているけれど、今回の実験はそういう目的ではないようだ。
では一体何のために?
その目的は、床に近い低いところの花粉、細菌などの生体物質の濃度を測定し、赤ちゃんが吸い込む埃の量を調べることにある。
その結果床に近い生体物質の濃度は、高いところよりも20倍も高いことがわかったという。
・室内の床に近い場所の汚れを観察
家庭でハイハイする赤ちゃんの口や鼻は床スレスレの位置にある。室内の、特に絨毯が敷かれた部分には、花粉、皮膚細胞、埃、胞子、細菌といった様々なものが詰まっている。
この最新の研究は、ハイハイをする赤ちゃんの視点に立って、床に近い位置の汚れの濃度の様子やそれが吸い込まれる様子を調べようという世界でも初めて試みだ。
研究チームは、人間の赤ちゃんが撒き散らす埃の量を可視化するために、ロボット赤ちゃんを開発した。
モデルとなったのはハイハイをする赤ちゃんの人形だったのだが、出来上がったのは腕を使って匍匐前進する足のないアルミホイル性のホラーめいたものだった。
そして研究チームは、この奇怪なロボットが絨毯のような埃(家庭から収集されたもの)満載の場所を通過する際、周囲に舞い上がった粒子を解析した。