ヨーロッパ唯一の野生の猿の生息地、ジブダルタルの「ザ・ロック」の猿たちに会ってきた (1/4ページ)

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ヨーロッパ唯一の野生の猿の生息地、ジブダルタルの「ザ・ロック」の猿たちに会ってきた

イベリア半島の南東端、地中海の要衝に位置するジブラルタル。

ヨーロッパでは有名な存在であるものの日本人には馴染みが薄く「ジブラルタル?そういえばそんな名前の保険会社あったっけ」という反応が返ってくることも・・・

ジブラルタルは、その戦略的重要性から数百年にもわたって領有権争いの舞台となってきた土地です。1713年のユトレヒト条約でイギリスに統治権が与えられて以来、現在もイギリス領として独自の存在感を発揮しています。

ジブラルタルを有名な存在にしているもののひとつが、猿。

日本人からすれば「なんだ、猿か」と思ってしまうところかもしれませんが、ジブラルタルはヨーロッパにおける唯一の野生の猿の生息地なのです。

ヨーロッパでは貴重な野性の猿たちが暮らす場所が、ジブラルタルを象徴する岩山「ザ・ロック」。正式には「ターリクの山」と呼ばれます。711年にイベリア半島に侵入したアラブの首相がここをターリクの山と名づけ、それがなまって「ジブラルタル」になったのだとか。

見る者を圧倒するザ・ロックは、古来からギリシア神話に登場するヘラクレスの柱のひとつと考えられてきました。かつてはその地形の厳しさから人を寄せ付けない山でしたが、今ではハイキングルートやロープウェーが設置され、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。

今回筆者は、ロープウェーを使ってザ・ロックの山頂まで行ってみました。

ジブラルタルの町のほぼ真ん中にあるロープウェー乗り場から、いざ標高426メートルの山頂へ。

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