元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(8)パートナーを世界中に増産 (2/2ページ)
「ただ、先にも触れたように、旧ソ連の兵器体系をいまだに稼働させている国は予想以上に多く、例えば今、スカッドミサイルをメンテナンスできる国は現実的に北朝鮮しかない。ロシアは利益率が低いため、絶対に扱わないからです。つまり、そうした国々は潜在的に北朝鮮の顧客ということ。よく、北朝鮮は孤立していると言われますが、とんでもない話。むしろ、独自の技術で世界中にパートナーを増やし続けている。韓国は携帯電話で世界のトップレベルになった。一方、北朝鮮は軍事分野を極めて弾道ミサイルに核兵器を搭載する技術を進めている。それもこれも、全ては彼らが20世紀以降に導入した日本の技術。日本の責任はあまりに大きいということです」
次回からは、平昌五輪参加を決めた北朝鮮の狙い、五輪後の米韓との行方について明らかにする。