高血圧、高血糖も要注意! インフルエンザと心疾患の危ない関係 (3/3ページ)

週刊実話

そのため単なる風邪だと思っていたら、実はB型だったという人も少なくありません」

 今回のインフルエンザについては、発生直後からワクチンの生産量が少なく、混乱も予想されたが、今年に入ってからは何とか追いついたという。
 「いずれにせよ、インフルエンザの予防接種は受けた方がいい。体内でウイルスの増殖を抑えるため、感染しても症状を軽減したり、期間を短縮する効果もあります」(内科医)

 米国医師会雑誌『JAMA』には、心臓疾患の発症リスクが高い人を対象にしたインフルエンザの予防接種と心血管系との関連を再解析した報告がある。それによると、インフルエンザの予防接種を受けたグループは、受けなかったグループに比べ、心臓疾患の発症が36%も低いという結果が出たという。
 「米国心臓協会と米国心臓病学会も、心臓疾患を抱えている患者には再発予防のためにインフルエンザの予防接種を推奨している。やはり、インフルエンザへの感染は、それだけ心臓にダメージを与えるということです。ただ、無自覚のまま心臓疾患のリスク因子を抱えている人も多いという実態もあります」(心臓外科医)

 心疾患には、心筋梗塞や狭心症をはじめ、虚血性心疾患、脈が乱れる不整脈、先天性の心臓病、心筋や心膜の病気など様々なものがある。これらを抱えている人と同様、高血圧や高血糖、高コレステロールなどを指摘されている人も、実は心臓の病を持っていることがある。該当する場合は、特にインフルエンザに注意しよう。

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