プロ野球順位予想「今季のカギはDeNAとソフトバンク」 (3/5ページ)
「ここぞ清宮の出番……と言いたいところですが、守備は素人レベル、手首を痛めてバッティングもままならないという現状では、まだ一軍に定着する戦力としては計算できないですね」(前同) 今季、日ハムの前途は、どう考えても多難そうだ。
では、オリックスはどうか。金子、西、山岡に続くローテ投手がいないということで本誌は5位と予想したが、前出の里崎氏は、「Aクラスもありうる」と言う。「あのチームは、けっこういい選手がそろっているんです。西武の成績次第ですが、Aクラスに入れる可能性は、そんなに低くはないと思いますよ」
最後は、井口新監督の体制となったロッテ。「優勝を争うには力不足。昨シーズン15本のホームランを打ったペーニャを切ったわけですが、なにせ、この15本がチーム最多というから、お手上げです。新外国人・ドミンゲスが、どれくらいやってくれるかに期待ですかね」(専門誌記者)
本誌を含め、評論家諸氏がパの最下位候補に挙げるのもむべなるかなの“神頼み”なのだ。
■セ・リーグはやはり広島東洋カープが強い
さて、お次はセ・リーグ。やはり、昨年、一昨年とペナントを連覇した広島の強さは抜きんでている。「タナキクマル(田中、菊池、丸)、鈴木など中心選手が、ちょうど脂の乗り切った年齢。エース・ジョンソンの力も衰えていないこともあり、しばらくは広島の天下が続く。今年もセは広島を中心に回っていくはずです」(前同)との見方が一般的。
だが、一方ではこんな声もある。「確かにジョンソンは今年も計算できるでしょうが、それに続く先発陣、すなわち野村、薮田、大瀬良、九里が、どれだけ活躍できるのかが未知数です。特に野村は一昨年こそ16勝を挙げていますが、昨季は9勝とムラがある。安定して勝ち星を稼いでくれるかどうかは分からないんです」(スポーツ紙デスク)
他チームなら「負け」となるような試合を何度も打線がひっくり返して勝ち星を重ねてきた広島だけに、投手はその実力以上に「勝たせてもらっている」とも言えるわけで、自慢の打線が湿り気味になった場合、はたして投手たちがその分をカバーできるかどうか、はなはだ心許ないのだ。