大不振のロサリオに「開幕4番」を通達 金本監督が企てるシーズン途中のトレード劇 (2/2ページ)

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 「日ハムの栗山(英樹=56)監督は中田に主将役を託すなどし、発奮材料を与えています。でも、中田自身、清宮中心のチームを作ろうとしている流れは察しています。一軍戦力の交換要員を挙げられれば、日ハムも前向きに動いてくるでしょう」(前出・同)
 日ハムはフロント主導のチームでもある。戦力を「主力、控え、若手、余剰」の4つに分け、高額年俸となったベテランは厳しい立場に置かれる。FA権を取得したチーム功労者が権利行使しても引き止めないできたのはそのためで、また、「メジャーリーグ、他球団が欲しがる選手を育てていく」の方針だ。
 「金本監督は昨季20本塁打を放った成長株の中谷(将大=25)を二軍に降格させました。再調整が目的ですが、ロサリオ不振のときに大砲タイプの若手を一軍から外したということは『次の策』があるからでは?」(前出・プロ野球解説者)

 ロサリオに懸けてみる。不振脱出の兆しがなければ、阪神フロントは“迅速な補強”を仕掛けてくるだろう。

 チーム危機は巨人も同じ。そこでシーズン途中でも獲得できる大砲ということで中田が再浮上してきた。

 GT争奪戦となるか、それとも、阪神が緊急措置で踏み切るか、日ハムはいずれにしてもウエルカムだ。
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