東西が交わるエキゾチックなバラの国、ブルガリアの魅力とは? (2/4ページ)

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・エキゾチックな歴史都市

ブルガリアには、今も中世の面影を残すエキゾチックな町々があります。そのひとつが、ブルガリア中央部に位置する古都ヴェリコ・タルノヴォ。1187~1393年にかけて、第2次ブルガリア帝国の首都として栄えました。

豊かな緑を抱く丘と、大きく蛇行するヤントラ川、そして切り立った崖にへばりつくように並ぶ家々が織り成す風景は、一度見ると忘れられない美しさ。かつての都だけに、城塞や邸宅、教会などの見どころも多く、どこを歩いても違う表情を見せてくれます。

ヴェリコ・タルノヴォから南西に約210キロ。ブルガリア第2の都市プロヴディフは、ローマ時代の遺構から19世紀の民族復興期の屋敷まで、さまざまな年代の建造物が混じりあう独特の町並みが魅力です。

その歴史は古く、紀元前4世紀には古代マケドニアの主要都市となり、その後ローマ帝国や第1次、第2次ブルガリア帝国、オスマン朝と、異なる勢力の支配下に入りました。

ローマ劇場後やオスマン朝時代のモスク、初期キリスト教会の跡地、民族復興期の立派な邸宅群が共存する町は変化に富んでいて、何度もタイムトラベルをしているような気分が味わえます。

・世界最高峰の「バラの国」

ブルガリアは、世界屈指のバラの国として名高く、世界で作られるローズオイルの約7割がブルガリア産だといわれているほど。

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