苦痛にあえぐ姿のままミイラに。古代エジプトの「叫ぶミイラ」の謎を解明か?(※ミイラ出演中) (1/4ページ)
大きく口を開け、苦悶の表情をする古代エジプトのミイラ。王族の墓に埋葬されていた約3000年前のものとされるこのミイラは「正体不明の男E(Unknown Man E)」もしくは「叫ぶミイラ(screaming mummy)」と呼ばれている。
シープスキンに包まれ、足の爪をヘナで染めあげている叫ぶミイラは、いったい誰なのか?なぜ苦痛に叫びながらミイラとなったのか?
その謎が解明されたようだ。
Screaming Mummy Mystery May Have Finally Been Solved
・異様な方法でミイラ化された「叫ぶミイラ」
おぞましい形相の「叫ぶミイラ」は長いこと学者たちを悩ませてきた。
このミイラはデル・エル=バハリの王族の墓に再埋葬されたが、他のミイラとは違い、上質の麻の包帯ではなく、シープスキンでくるまれていた。
これは、古代エジプト人から不浄だと思われていた証拠だ。どうやら彼は正式なやり方でミイラにされたのではないようだ。
手足が革紐で縛られていて、樹脂を口の中に流し込まれ、ただ放置されて、ナトロンで乾燥させられたと思われる。