至学館・谷岡学長の被害届提出「フジ番組スタッフに怪我を負わされた」に反論続々
日本レスリング協会副会長で、至学館大学の谷岡郁子学長が、フジテレビの情報番組スタッフに腕をつかまれ怪我を負わされとして、愛知県警に「被害届」を出していたことを12日放送の『バイキング』(フジテレビ系列)が特集。しかし、一連のレスリングパワハラ騒動への対応も含め、今回被害者側であるはずの谷岡学長の行動に、番組出演者たちから疑問の声が続出した。
問題が起きたのは先週の8日。レスリング女子のパワハラ問題の取材を行っていたフジテレビの情報番組『とくダネ!』のディレクターが、谷岡学長の名古屋市内の自宅前で、取材中に腕をつかんだという。
谷岡学長は、同日、診断書とともに警察に被害届を提出。怪我の詳細について大学側は「捜査中の案件のため一切回答できない」と、コメントする一方、フジテレビ側は、怪我を負わせたことを完全否定。番組スタッフに聞き取り調査を行った上で「取材映像でも確認したが、谷岡学長とディレクターは体は接触しておらず、なぜそのような被害届を提出されたのか理解に苦しんでいる」と見解を発表した。
番組では、被害届が出され今後法廷で争われる可能性があるとして、“怪我を負わせたという”取材時の映像の公開は差し控えるとしながらも、その映像を見たという番組MCの坂上忍は「腕をつかまれたどうのこうのは、(カメラと谷岡学長の距離の)画像がタイトすぎて正直判別つかなかった」と、事実認定を控える発言をした。同じく映像を見たという番組出演者の未唯mieは「(谷岡学長がカメラから)すごく逃げていらっしゃる感じ。あまりぶつかった感じはしてませんけど……お話はうかがいたかったですね」と、谷岡学長が被害を受けたという件に対し、暗に否定するコメントをした。
これを受けて坂上は先週、レスリング協会がパワハラを認めた後も、マスコミの取材に無言を貫く谷岡学長について持論を展開。「そもそも、谷岡学長が(レスリング界のパワハラについて)報道のあり方も含め、『パワハラ問題は無いですよ』ということで、自らマスコミを集めて会見を開いたわけですよ」「パワハラを否定したのに、(パワハラが)認定されたわけで……なのに、表に出てこないとなると、当然、マスコミは話を聞きたくなりますよね」と、批判の声を上げ、薬丸裕英は「そもそも谷岡郁子さんは学長なんですか? 人間だから間違いはある。そうなった時、どう対処するかってことじゃないですか。『こういう部分は私は間違ってました』とコメントしないと」「至学館の学長ということは“長”なわけですよ。学生さんたちに示しがつかない。上にいる人がこんな対応でいいのか」と、谷岡学長に対し辛辣な発言をした。
番組のスタジオでは谷岡学長への異論が相次ぐ中、坂上は最後に「僕らが偉そうにケジメ、ケジメと言ったらいけないかもしれませんが、何らかの形で谷岡学長ご本人が表に出てこない限り、お話をうかがいたいマスコミの方、視聴者の方、たくさんいるんじゃないでしょうかね。谷岡さん、どうされるんでしょうか」と、疑問を投げかけ、今回の騒動を締めくくった。