株式会社ストラテジックキャピタルが蝶理株式会社への株主提案提出を公表 (3/4ページ)
当社が現在保有する政策保有株式を早期に全て売却し、その売却代金を当社の株主価値向上のために使っていただきたいと考えます。
③ 剰余金の処分に係る定款変更の件
現在、当社の剰余金の配当等は、取締役会の決議によって決定されることとなっています。これは、取締役会が剰余金の配当等について株主の利益に即した適切な決定を行うことを前提とした制度ですが、当社は十分に高い自己資本比率を維持できる自己資本を有し、かつ、現金および現金同等物ならびに投資有価証券等を豊富に保有しているにもかかわらず、その配当は数年にわたり当期純利益の20%前後にとどまり、今期も25%と低い水準であることから、株主の利益に即した適切な決定を行ってきたとはいえません。
当社の株主の利益のためには、剰余金配当等の決定権は株主総会に戻すべきです。
④ 期末配当について
当社の平成30年3月期第3四半期決算短信によれば、平成29年12月31日現在の四半期連結貸借対照表上、有利子負債は約39億円に過ぎません。一方、保有する現預金は約105億円です。さらに、当社は、平成29年3月31日現在で、政策保有株式を含む投資有価証券約90億円を保有していましたので、当社は既に十分な現金及び現金類似資産を保有していることになります。
平成29年12月31日現在で、当社の純資産(連結)は約506億円(1株当たり約2063円)で自己資本比率は47.0%、そして、予想当期純利益(連結)は45億円(1株当たり183.34円)です。一方、当社が公表している1株当たり年間配当46円を前提とすると、配当性向は25.1%です。自己資本の大きさおよび予想当期純利益に鑑み、この予定配当金の額では、株主からみてその水準は十分なものではありません。
このように配当を抑えてきた結果、前記の通り、かつては20%を超えていたROEは、平成30年3月期には約9.30%となる予定です。