90歳を迎えた『キリンレモン』歴史を知り、90年目の最新リニューアル版を飲む! (1/7ページ)


1928年(昭和3年)に人工甘味料不使用・人工着色料不使用・無色透明の瓶という3つのこだわりとともに世間に登場したのが元祖自然派清涼飲料水『キリンレモン』。しかし卒寿を迎えてもなおリニューアルするという。歴史とともに今回のリニューアルに至る理由を探りたい。
日本の清涼飲料水のあけぼの〜ラムネからキリンレモン誕生まで〜
1853年に黒船来航、ペリーが運んできたのが縁日などで見かける「ラムネ」(語源はレモネードから)。これをもとにレモン水として日本でもラムネが登場し、明治19年(1886年)に大ブームとなる。そのきっかけは東京だけでも10万人が死亡した空前のコレラの大流行。”コレラに炭酸が効く”との風説からラムネ人気が大爆発することとなった。

そんな世相を受け、昭和2年(1927年)に清涼飲料水開発のためキリンビールにスカウトされたのが本庄杢三氏。彼こそがキリンレモンの生みの親。独自レシピを作り出し、1928年(昭和3年)にキリンレモンは市場デビューを果たす。