焼酎蔵の技術の粋を集めて作り上げた福岡初の和風クラフトジン『ジン 無銘』に込められた隠れた意図をメーカーに聞いた! (3/4ページ)
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このボタニカルのセレクトは非常に大変だったのではないだろうか。
「絶対に使いたくないという素材はないんです。世の中のボタニカル(植物)は全て対象だったと言ってもいいくらい。それこそ数え切れないほどの素材を試しました。どうしてもこれは合わないと感じたのは、”クミンシード”でした。エスニックな香りが強く、目的の味わいから大きく外れてしまうので…。
基本のフレーバー以外で『ジン 無銘』のポイントになっているのは、シトラス(柑橘)系の香りを高める為の柚子、 後味に爽快感を出すためにごくわずがに隠し味として加えた“和薄荷”でしょうか。
でも、それもこれもまろやかな個性を出しているベースの本格米焼酎を味の決め手にするための引き立て役なんです」
■『ジン 無銘』をおすすめのロックで飲んでみる!

焼酎の美味しさの再発見を促すための和風クラフトジンという、何とも不思議な立ち位置の『ジン 無銘』。これはもう飲んで確かめてみるしかないだろう。
飲み方はまずロックで。大きめの氷とともに、冷えた『ジン 無銘』をクイッと流し込む。複雑な香りだ。ジン特有のジュニパーベリーの香りはするのだけれど、確かにまろやかな口当たりは上質な米焼酎のそれである。それでいて柚子の香りがさらに和方向へとハンドルを切る。飲み込んだ時の薄荷感はさらに謎めいた味わいを醸し出す。

和洋折衷の極み。時代で言ったら大正時代? レトロでありつつ海外のエッセンスも取り入れたこの味わいは、斬新。単純なジンとして味わうにはもったいないというのが正直な感想だ。