天才テリー伊藤対談「枝野幸男」(2)これからの立憲をどうお考えですか (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「枝野幸男」(2)これからの立憲をどうお考えですか

テリー 今後、立憲民主党をどう大きくしていきますか? 民進党や希望の党との連携や連立の話もありますけど。

枝野 まったく関与していません。党の理念や政策に共感して、「一緒にやりたい」と個人の判断と責任で言ってくれる方は、大歓迎ですけれど。

テリー そもそも、希望の党に民進党が合体する話もあったわけですけど。

枝野 あの時には、前原(誠司)さんは両院議員総会で明確に「民進党の理念、政策を希望の党で実現する」とおっしゃったわけですよ。私は当時、代表代行でしたけど、「そんなの、無理だからダメだ」と言っていたんです。

テリー 実際、蓋を開けてみたら、そのとおりだったわけですよね。

枝野 それはそうですよ。民進党の理念や政策を、そのまま他の党で実現できるわけがないじゃないですか。その反省もあって、党と党の話はしないことにしているんです。

テリー あの時、国民からは「選挙に受かりたいから希望の党に行くんだな」というふうに見えましたけど。

枝野 「異論はあるけど、みんなで決めたからしょうがない」という言い訳ができたらダメなんですよ。だから、一緒にやりたい人は「個人の責任と判断で来てください」ということになるんです。

テリー 立憲は今勢いがあるから、そういう人も多いんじゃないですか?

枝野 とはいえ、世の中、人間関係のしがらみがあって難しいんですよ。例えば地元で一緒にやってきた県会議員や市会議員の方たちが「民進党のままでいい」と言えば、自分一人だけでは動きにくいでしょうし、逆にそういう「情」の部分をまったく気にしない人間が政治をやっていいのか、という話もありますからね。デリケートな問題です。

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